夜明けまでバス停で(221104)

バス停で毎夜を明かす三知子

焼き鳥屋で、住み込みのパートをしながら、アクセサリー作りもしていたが、
コロナの広がりで客が激減して、解雇され、仕事と住む場所を失う
インターネット喫茶も休みになり、バス停の椅子にたどり着く
快く思わない男から暴力を受けて、それが元で亡くなる

家族にも実情を話すことはなく、ホームレスの人とわずかにつながりを持つ
彼らもギリギリの暮らし
相談先がなく、社会的支援も求めない
生活保護を受けるように本人の気持ちを変えることや、社会からの何らかの
働きかけの仕組みをつくることが必要ではないかと強く思った

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