ルナサに踊る(220602)

劇団民藝公演
ブライアン・フリール原作

1936年、アイルランド・ドニゴール群バリべーぐ村から2キロ離れたマンディ家
5人の姉妹と未婚の末娘の子供マイケルが住んでいるところに長兄のジャック神父が戻ってきた
長女が一人で家計を支えて、3女4女が編み物をしてわすかな収入を得ている
末娘の相手も時々現れる

長女が、一人で支えてることに鬱々としていて、他の女性も制限が多く抑えられたような雰囲気で毎日を送っている。その中でラジオから流れてくる音楽に合わせてアイリッシュダンスを踊ることが気持ちを晴らすものになっているよう。

長兄が精神的に不安定で、過去の姿と大きく異なるため、妹たちは受け入れられない。現代の、家族が認知症になり、なかなか受け入れきれない姿を見るような気がした。
2人は家から出て生活をするが、二人とも不遇な環境で亡くなっていく。現代のホームレスの人達を連想した。

成長したマイケルが子供のころの1936年の様子などの時間を進行していく。

6/4まで 

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