いのちの停車場(21/05/26)
原作「いのちの停車場」南 杏子作
訪問診療の医師と医療者の患者とその家族への対応が5人のケースで扱われています
肺がんの芸妓
脳出血で胃瘻しながら老老の在宅看護をしているケース
再発したがん患者
末期の膵臓がん患者
小児がん患者
先進医療のできる病院を紹介して、治癒する例もありましたが、治癒させる医療とは異なるのですが、本人の意思を尊重して、希望をできるだけ叶えられるようにしてゆく姿に感謝の気持ちが強く湧きました
主人公の医師の父親が娘に強い痛みから逃れるために、穏やかに死ぬことを依頼するのですが、娘の医師の気持ちの葛藤が想像されて、心に迫るものがありました。