安田菜津紀展 照らす 生きた証を遺すこと(2021/04/26)
オリンパスギャラリー東京

亡くなった方の遺品に焦点を当てた写真展
それぞれの物からいろいろのことが連想される

学校での強度の「指導」を受けて自死した子供からもらったハンカチ
うつ伏せで長時間寝かされて亡くなった幼児のはいていた靴
大川小学校の生徒の荷物かけフック
沖縄で豪のなかで見つかる真っ黒になった一節の指の骨
名古屋入管で亡くなった方の着ていたシャツ

落合恵子さんのお母さんの遺品は親に対する思いやりや感謝を感じました
母親の意識が薄くなりつつあるときにかけた言葉の中に「もう一度私を産むかい」

死を悼むことと同時に、人間の関わりの仕方を修正するべきと感じるものが多かったです

4/26まで

 

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