ある八重子物語(20/12/19)
東京芸術劇場
劇団民藝・こまつ座公演
戦中、終戦後の東京柳橋にある古橋病院での人間ドラマ
出演者が多く、病院関係の人に、芸者の置屋が重なり、にぎやかで楽しい劇
看護師さんたちが、注射器で水を噴水みたいに飛ばしたり
女形が一人でしゃべり続けながら、薬を頼み、受け取ったらさっさと帰っていく
女形の研究をしている一夫の話の中に、
歌舞伎の女形は男が女を演じるので、強調する部分があって、歌舞伎以外で
女が女を演ずる際のヒントになった・・・ナルホド!と思う
病院の職員がみんな新派のファンであることや、いくつかの劇の一部をもじった場面が出てくることから、統一感を感じました
共演の篠田三郎、有森也実はしっくり溶け込んでいるように思いました
12/27まで