泰山木の木の下で(19/12/12)
三越劇場

劇団民藝公演


瀬戸内海のある島に住む神部ハナ婆さん。
ハナ婆さんは事情のある女性の堕胎を行い、逮捕しに来た木下刑事。

島のハナの家、移動する船の中、警察署内、売春宿などと舞台を移しながら、ハナ婆さんの家族、木下刑事本人の家族のこと、二人の過去が明かされていく。
戦死した者、広島の原爆で被爆して亡くなった者、さらに、被爆の後遺症で、障害を持った子の親の苦労、被爆して、後遺症が出てくることを不安に思い続ける毎日、など原爆の影響が、投下された後、時間が過ぎて行っても、強く残ることを改めて心に置く。

12/18まで

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