正造の石(19/02/17)

紀伊國屋サザンシアター

劇団民藝公演

北関東にある谷中村の貧しい農家の娘サチ
足尾銅山から排出される鉱毒により農業ができなくなり、
田中正造の紹介で女性活動家福田英子のお手伝いになる
渡良瀬川で拾った石を正造から贈られ持参する
官憲に情報を知らせる役割を果たしながら、生活を続け
自由と平等を求める活動家に接しながら、情報を漏らすことに
許せない気持ちを持ち始める
英子や活動家とのふれあいの中の生活が続く
文字が読めなかったが、詩を読んだり、手紙を書くため文字を覚えていく
石川啄木との出会い
挌到病院に英子の母が入院し、そこに見舞いに行き、看護職になる決心をする
一人一人がそれぞれの役をしっかり演じていて、
サチはその中でも、イキイキと、エネルギッシュに演じられて新鮮でさわやかでした

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