コラボレーション(14/10/13) |
紀伊國屋サザンシアター |
劇団民藝公演 1931年から1948年の期間 ドイツ、オーストリア、ブラジルなど場面は変わる 登場人物は6人、舞台装置もシンプルで、机と椅子数脚の配置で 異なる場面を表す 作曲家シュトラウスと作家ツヴァイクの共同制作が始まる 「無口な女」が完成し、ナチスからの障害を受けながら上演にこぎつけて好評を得る が、ナチスの、反ナチズム排除と合わせて、ユダヤ人迫害が進行し、ツヴァイクは、 初演に立ち会えず、その後転々と移動し続ける 後に「無口な女」の上演もできなくなる ナチスの統制が続くなか、シュトラウスは音楽局総裁となり、ツヴァイクは移動の果て に自殺する 親族のユダヤ人の安全と引き換えという面もあった音楽局総裁就任 二人の芸術家が共同で作品を生み出し続けられたであろうものが、ナチスの政策によっ て引き起こされた結果です 〜10/20まで |