真夜中の太陽(13/02/17)
紀伊國屋サザンシアター
劇団民藝公演

1944年の冬のはじめ 神戸の西にある白鶴高等女学院の音楽室
合唱の練習中に空襲
防空壕に一斉に逃げる
部屋にもどったハツエを除いて、全員防空壕で亡くなる経験をした84歳のハツエがその場にいる
防空壕に行かないように叫ぶがみんな聞かない
そのまま被害に会う

映画、恋愛、おしゃれなどの会話、竹やりの訓練、奉仕的な裁縫、学校内の統制などの様子が描かれる

自分だけ助かることに負い目を感じるハツエだが、友人はしっかり自分たちの分も生きてくれたと言う

日常を突然さえぎる、空襲
東日本大震災による被害を連想する。震災は自然の力によるもので、、戦争は人間の行うものという違いはあるが
日常の大切さ、統制のつまらなさを感じました

現代の、84歳のハツエと息子の嫁、孫との穏やかな会話の場面で終わる
ハツエ夫婦ともども医療に従事していたことがわかる

2/24まで

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