森村泰昌・なにものかへのレクイエム(10/05/09)

東京都写真美術館

第1章「烈火の季節」第2章「荒ぶる神々の黄昏」第3章「創造の劇場」第4
章「1945・戦場の頂上の旗」の4つのシリーズで展示

20世紀の出来事を、
写真、絵画、芸術家、政治家を選び出して、その中の人物に変装して、
森村の理解を表現する写真の数々。
レーニン、ゲバラに世界を意識し、三島由紀夫、天皇などそのときの日本
あるいは、自分はどうだったか、それらをどのように理解しているかを問わ
れているように感じた。
「あなたなら、どんな形の、どんな色の、どんな模様の旗を掲げますか?」
という問いかけがあるが、戦場の頂上の旗の意味するものは?

報道写真、自然を写した写真とは異なる、ひとつの表現手段になっている。

5/9まで

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