巨匠(10/01/31)

俳優座劇場

劇団民藝の公演
ポーランド、1944年、の一場面の記憶について話す、その内容が役者によって演じられる
学校の建物に生活している人、その一室に、
医者、元町長、ピアニストを目指す若者、元教師、役者がいる。
ゲシュタポが報復として、5人の知識人のうち4人を殺すと宣言。
役者(大滝秀治)は、簿記係であった記録があり、知識人ではないとされそうになるが、
俳優であることを訴え、実際に演じることによって、ゲシュタポにも、
俳優であることを認められる、が、死ぬことになる。
俳優であることを認められることに、こだわり、演じるマクベスの一場面。
自分がそうありたいと思うことに、ひたすら没入し認められる。その結果、死ぬことになる。
緊張感のある一時間。

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