コロー展(08/08/24) |
国立西洋美術館 |
フランスの画家カミーユ・コロー(1796〜1875)の作品をテーマを分けて展示 1章 初期の作品とイタリア 2章 フランス各地の田園風景とアトリエでの制作 3章 フレーミングと空間、パノラマ風景と遠近法的風景 4章 樹木のカーテン、舞台の幕 5章 ミューズとニンフたちそして音楽 6章 「想い出(スヴニール)」と変奏 クリシェ=ヴェール:コローのグラフィスム ドニ、シニャック、ドラン、ルノワール、モネ、ピサロ、ブラック、ピカソ、マティスなど、コローの絵からインスピレーションを受けたという画家の作品も展示 田園風景や山の風景は自然と対峙しているような、緻密で細やかなタッチで、木々の存在や空間の拡がりを感じさせる 6章として展示されている絵は、現場に行かずに描いたということで、 木や木の陰が大きくかたまりになっていて、幻想的な雰囲気を感じる 最後の作品という「ビブリ」:暮れるような空の色と、正面を向かないで、横の方向を見ている人物達に、この世を離れるようなものを感じました 8/31まで |