興福寺・法隆寺・薬師寺・唐招提寺(07/12/22)

阿修羅像(興福寺)
奈良時代、乾漆造の作品
眉間を寄せた表情に集中している感、
胸の前にあわせた手、下向きの手、上に掲げた手、
上に上げた手が作る空間に何かがありそうで、
そのまま気持ちの中に入り込む
東塔(薬師寺)
薬師寺創建当初より存在して1300年
柱の黒と壁の白のコントラストが端正でどっしりした風格
建物を包む空気まで存在感が強い
百済観音(法隆寺)
表情、姿勢に何となく記憶にあるように思う
学生時代かなと振り返る
もっと低い場所に置いてあって、近くで見たように思う
外国から来た人が作ったものと聞いて、国宝であることに
ちょっと不思議な感じがする
千手観音(唐招提寺)
堂々とした大きな観音
胸の前で合わせた掌に理念を持ち、
それに基づき
いろいろのことをする一つ一つの手、953本が
ネットワークでつながれている
そんなことが不意に意識にあがった

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