斎藤 清 会津慕情(03/03/16) |
やないづ町立斎藤清美術館 |
会津坂下生まれの斎藤清(1907〜1997)の作品を展示 1987年に鎌倉市から柳津町に転居し、亡くなるまでの10年間ここに住む 明るい緑色のある春、色づく秋、赤い柿とともに描かれた屋敷、蔵 「会津の冬」という題でたくさんの作品を作っている 屋根にこんもりと積もった雪は、冷たさや厳しさより、やわらかで、暖かく 小さく描かれた人の姿は生活感がある 白と黒を主体にした中で、のれんや看板などの色彩があたたかみを強くする 京都、奈良の寺院や門のやわらかなかたちと色が気持ちに残る 白いアトリエ館が公開されている 3階の窓から只見川とそこに架かった橋が見えて、「この景色が作品に」と思う |