ピカソ 天才の誕生(02/11/22)
上野の森美術館

パブロ・ピカソ(1831〜1973)の9才から20代はじめの作品を11のグループに分けて展示
戦争、宗教、家族の肖像、自画像、死とタナトス、街角の人物、エロスなど,人のいろいろな姿、場面が描かれていて、ピカソの関心のありかを推察させる

非常に多くのデッサンは、正確ですっきりしている
変わった絵の作者というイメージを強くもっていたが、おびただしい数のデッサンをこなしていることが、土台にあった上でのものだったのだと改めて思う

「裸足の少女」:
13才のときの絵、素朴で暖かみがあって、地についた落ち着きも感じる

「画家の妹ローラ」1899:
妹をたくさん描いている中で、ペンで描かれた小さなものだが、まなざしなど全体にすっきりしている

「髪を束ねた女」:
最後の場所に展示されている全体に青みがかった絵
初期の作品から見つづけてきて、目をやると、パッと何かが開いたような印象を受ける

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