札幌芸術の森(02/11/02)

亀山良雄展(芸術の森美術館)野外美術館

亀山良雄展
亀山良雄(1921〜1997)
背中を向けたり、閉ざされた空間に入っている人の絵
孤独感がする

1枚の絵を描くときに、構成を検討したり、部分を描いたりしているエスキース

「美術館の壁」:壁にキャンバスがかかっている絵で
美術館にいる自分を意識する

野外美術館
野外に設置された、70を超える彫刻を部分的に、歩きながら見てまわる
ときおり吹雪いて頭に雪がついたり、枯葉が頭についたり
ボランティアの若い女性二人と対話しながらになりました

グスタフ・ヴェーゲラン(ノルウェー):

暖かな「母と子」を見て、「明るい」と思ったら、人のいろんな姿をつくっている
「胸に手をあてて立つ男」:どっしりした男
「男と女」:葛藤
「トライアングル」:3人の輪
「木の枝をすべりぬける少女」:思春期
よく伝わってきます


佐藤忠良 身の回りの人を対象にした 4〜5点

「のどちんことはなのあな」(堀内正和):
のぞくと笑っている顔とのどちんこが見えて
片目を閉じると向こうも片目を閉じる

「ベエが行く」(掛井五郎):
ユーモラスな子供のような姿

「ふたり」(朝倉響子):
洗練された姿の女性

「隠された庭への道」(イスラエルのダン・カラヴァン):
方位を会わせた門、正午に塔と地面の上のスリットが重なる日時計

「四つの風」(砂澤ビッキ):
途中を半分くりぬかれた4本の木の柱
風雪にさらされた姿

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