フリードル先生とテレジンの子どもたち(02/05/25) |
東京富士美術館 |
フリードル(1898〜1944)と彼女の生徒の作品を紹介 ウィーン生まれ、ワイマールでバウハウスに学ぶ、以後、ベルリン、ウィーンなどに住みその後、テレジン(ユダヤ人居住区、住人の大半はアウシュビッツ行き)に 絵のスタイルはいろいろ変化し、また、いす、織物など工業的なものもデザインしている カンディンスキーなど、バウハウスで教えている側の作品を見る機会はありましたが、生徒であった人の作品は初めて テレジン時代の絵に気持ちを引きつけられる テレジンで踊ったかもしれないバレエのためのデザイン、幻想的な中に浮かび上がっている花(見つめる目を意識する)、消えそうな、きわめて淡い色のまっすぐこちらを見ている少女の顔など 子どもたちと交流し彼らにも絵を描くことを教えている 最終日前の土曜日ということもあるかもしれませんが、家族連れらしい人達でにぎわう 時代、生涯と密接につなげて見ざるをえない展覧会 |