パウル・クレー(1879〜1940)の作品を旅行と関連して6つの時期に分けて展示
スケッチ1895年前後 建物、自然を、鉛筆で写実的に
女と獣 1904 エッチング、グロテスクな絵が出てきます
熱帯の花 1920 淡くかたちどられた花と葉その中に核のような形
厚紙を貼り付けた油彩
「中国風の絵」 1923 暗い背景に人やものを配置、それぞれがリアル
「街の絵(階層をなす赤と緑)」 1923 小さい四角や半円の色のつむいでいる
「花ひらく木をめぐる抽象」 1925 暗い背景に細かい四角の明るい色の花
やわらかで、暖かい雰囲気
水彩の吹き付け
「静かな海、Z近くの」 1925 水平線に太陽とヨットと建物
幻想的でさわやか
細い帯状の色が並べられて雰囲気をつくる
「エジプトの夕暮れ」 1929
「日光は平原を縞柄にする」1929
「満月の夜」 1934
暗い緑を基調に満月、花、木、建物を配置、静かで充実している
おだやかで暖かい
1938−40には精神状態を象徴するかのような題、絵が多く出てくる
「恐ろしくて踊りだす」1938、「決闘」1039、「愚かしい若さ:戦争」1940、「天使:まだ手探り」1939
無題(フェニックス・クレーによる題《死の天使》) 1940
それぞれユーモラスな感じもある
1939年には1200点の作品を製作、すごみを感じてしまいます
色付けられた布を貼り付けた絵があったり、いろいろの手法を用いています
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