旭川市彫刻美術館(02/02/01)

旭川生まれの彫刻家 中原悌二郎(1888〜1921)を記念して開設された彫刻専門の美術館
悌二郎の作品のほか、ロダン、荻原守衛、木内克、佐藤忠良など彼に影響をあたえた人、仲間、それに中原悌二郎賞(1970年に創設)の受賞者の作品などを展示している
2000年までの作品があり、現代の彫刻をずっと時間をおって見ることができる。

具象に抽象、材料もブロンズ、木、鉄、石、アルミニュームなどさまざま

「若きカフカス人」(中原悌二郎):骨格のしっかりした顔、太い首など精悍な若さを強く感じる
どっしりしている

「ニケ/NIKE」(朝倉響子):片ひざを立てた若い女性像、休んでいるような、次の動きに思いをめぐらせているいるような、清新な像

「ひそかな笑い」(木村賢太郎):花崗岩にほほと口元を浮き立たせている、それだけで笑う

「本の中の話がことごとく真実のことと思われた」(池田宗弘):本あるいは何かを測る道具とすっくと立って、見つめているやせた男、寓意

「カンカン帽」(佐藤忠良)、「道標・鳩」(柳原義達)などさわやかでした

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