世界の巨匠10代の作品展(01/11/29)

O美術館

海外と国内の美術家の10代の作品を展示
エゴン・シ−レ「メラニ−・シ−レ」16才
紙にチョーク
気持ちを張っているような姉の顔を克明に

ピカソ「男性頭部石膏像のデッサン」
写実的に素直にしっかりと
以前子供の頃に描いた絵を見ましたが、それも写実的にきっちりしていた記憶があります
後の変化がすごい

合田佐和子「セルフポートレート」14〜15才
ほんのりしたやわらかい色使い
目はやわらかくかいているが見つめているかな
37才の時の「ナディア・コマネチ」の絵はシャープ

古賀春江「働く人」17才
タッチがよくわかり、やわらかでさわやか

伊藤深水「髪」15才
女性の妖艶な姿を
早い

宮城まり子「静物」10才
つややかな色でいきいきと

山下清「八幡様のお祭り」14才
祭りの屋台と人の群のにぎわい

脇田愛二郎「絵のある静物」9才
脇田和さんの息子
やわらかな雰囲気で絵の中に絵も描かれている
9才です

横尾忠則「西脇市ポスターM」19〜20才
安全教会のポスターです
いいです

他にロートレック、クレー、池田満寿夫、奥村土牛、岸田劉生、中島千波、福田繁雄、安井曽太郎など

芸術家の家に生まれたり、早くから先輩芸術家の門下生になっているケースが多い。
そういう中で、確かにその後の展開を現している。
環境は違っても、分野、程度はいろいろかもしれませんが、同じように可能性をみたいと思います。
子供が生まれて、それまで姿形のなかったものが、絵らしきものを描いて、それを見たときの新鮮な驚きを思い出しました。

12月24日まで

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