ニューヨーク近代美術館名作展(01/11/14)

上野の森美術館

24人の画家による、20世紀前半の作品75点を展示
ゴッホ:「オリーブの木」
木や森がつやつや光ってうねっている
絵の具の盛り上がりやつやがみずみずしい


マティス
彫刻
ジャネット頭像が5つ
1910年〜1916年にかけての作品
写実的に造られたものから、次第に印象的な部分を強調した像になっていく
変化の過程が興味深い

「ダンス」
大きなキャンバスに手をつないでダンスをしている女性
少ない色で明るく描かれている
絵は平面的なのですが躍動感があります
ボナール:「朝食の部屋」
外の景色が見える窓、その手前のテーブルとその空間
明るく暖かい雰囲気です
ピカソ:「雌山羊」
棕櫚の葉、籠などを使った彫刻
生命力が感じられて、なおかつユーモラスで楽しい
マグリット:「旅の記憶」
モノトーンで描かれた部屋
壁、テーブル、人、ライオンが石でできているかのよう
石のろうそくがまわりを照らしている
モディリアニ:頭像
彫刻もアーモンド型の面長
奥行きがある
ダリ:「記憶の固執」
原色の鮮やかさと奇妙な生き物のようなもの
ぐにゃっと折れ曲がった時計が、物理的な時間までも違った感じを起こさせる
これまでに見た写真あるいは図集と実物から受けるものとの違いを感じた美術展でした
大きさ、表面の質感、凹凸、タッチ、輝きなど

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