朝倉彫塑館(01/09/01)

朝倉文夫(1883〜1964)の住居兼アトリエだった建物を公開
文展審査員,東京美術学校教授、自宅で朝倉彫塑塾を開いたり広く指導的な役割を果たした

「墓守」静かでどっしりしている
「眠る猫」 板みたいに平らになっていかにもぐっすり
対比的に製作した女性像「明」と「暗」のうちの「暗」
などが印象に残りました
形は自然で、特に犬、猫の像に親しみを感じる

建物は鉄筋コンクリートのアトリエと数奇屋造りの住居がつながっている
設計、材料の選定、監督を自らおこなったそうです
手作りのガラスのゆらめきがなつかしい
中心に池があり大きな石、木を配している
和室の窓からしばらく眺めていた
風が通りぬける
屋上には庭があり、びわの木なども植えられている

彫塑と建物の両方を味わうことができる
号をこうそ(紅にそ:土へんに素)、紅は若さを表す意とか
周辺では緑の中に百日紅がベニを落していた

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