「佐藤忠良・堀内正和」展

ギャラリーTOM

視覚障害者が彫刻を楽しめるようにと、手で直接触ることができるようになっています
ときどき眺めていた佐藤忠良の像を触れてうれしくなりました

忠良のいくつかの像を触って
小さな頭像の唇の尖った感じ、頭、ほほ、鼻筋、あごなど、細かいひだなどを感じることができて、目からとは異なるものを味わうことができた
目はよくわからない
以前、大き目の像で、女性像をなでたり、男性像を握ったりした時のことを思い出した

堀内作品は幾何学的な感じのものが多くて、形が突然裏返しに・・・という感覚を覚えたり、楽しい

佐藤忠良、船越保武 のNHKで放送されたビデオ
作品制作の様子や話が映されている

忠良は60年間で初めて制作中の像が倒れて、新制作展に1点のみしか提出できなくなった

船越は右手が使えずに左手で15分30分の仕事を積み重ねていき作品を提出
「嬉々として生きる、弾む心で生きねばならない」(船越の手紙の一部)

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