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松本清張は明治42年12月21日に福岡県企救郡板櫃村(現北九州市小倉北区)で誕生して、給仕、版下工、新聞社などの職業をしながら44歳まで小倉で生活している 記念館は小倉城のすぐ近くにあって清張の一生と作品などを紹介している 一角では清張の家の書斎を紹介していて、机や棚その他亡くなったときにあったものを置いている 隣接して書架がたくさんあり膨大な蔵書がある 展示板やビデオなど視覚的に作品や歴史や生い立ちを紹介 作品の範囲がとても広い 「点と線」など推理小説、社会小説、映画などにこれまで少しふれた経験がある 他に古代史、「昭和史発掘」など 中近東、ヨーロッパ、東南アジア、アメリカ外国への取材にからんだ旅行 シンポジウムでは議論を活発にして、何か出てきたら喜んでいたそうだ スケッチが何枚かあって、建物、風景、仏頭など静かに落ち着いた雰囲気でした 山と積んだ原稿が仕事の多さを象徴しているようでした 小倉時代の清張にもし会っても、その後の展開はとても想像しずらいと思われるほどの活躍、発展ぶりです エネルギッシュで洞察の深いこと、生きている時代に関わる気構えを感じさせられました 芥川賞受賞作「或る「小倉日記」伝」を読んでみようと思っています |